診療時間・休診日

TEL

ニュース

ニュース&ブログ記事

TFCC損傷【三角繊維軟骨】

TFCCとは三角繊維軟骨の複合体の事です。

手関節尺側つまり小指側にあり、

手関節尺側を安定させたり、

衝撃を和らげるクッションのような役割を担っています。

このTFCCが損傷する事をTFCC損傷といいます。

このTFCC損傷は、近年解明されたばかりで、

診断や治療を行うには高度な知識と技術が必要です。

 

その為一般の整形外科では、

普通の捻挫と診断されて見逃されてしまう事も少なくありません。

 

しかし痛み止めや湿布を処方されて使用しても中々治らず、

痛みを我慢し続けるという人もいます。

 

TFCC損傷の症状としては、小指側に痛みが走り、

特に手の関節を上下に捻った時に痛みを感じます。

 

例えばドアノブを捻る時や、フライパン等重いものを持ったり、

ドライバー等を回した時等が多いです。

他にも床に手をついて体重がかかった時にも痛みを感じます。

 

原因としては、主に加齢や外傷によるものがほとんどです。

外傷の場合は、テニスやバレーボールといったスポーツをやって

症状が出てしまうというケースが多いです。

 

また交通事故や、転倒して手首を捻ったりして症状が出るという

ケースも少なくありません。

 

TFCC損傷の診断では、まず医師が患者の手を直接触って診察を行います。

そこでどのような傷みがあるかを確認したら、

次に画像検査をして患部を確認します。

この画像検査によって、軟骨や靭帯の状況をしっかりと見る事が出来、

より精度の高い診断をする事が可能です。

そして患者にあった治療法を提案するという形になります。

 

治療法には保存療法と手術の2種類があります。

 

保存療法では、患部を固定する事で損傷部を安静にし、

局所麻酔剤入りのステロイド注射を打ち炎症を抑えるのが有効です。

患部の固定にはサポーターやテーピング等がありますが、

オリジナルの装具を使用する事もあります。

 

オリジナルの専用装具は、手の甲部分に金属補強板を入れる事で、

小指のほうに曲がらないように工夫されています。

 

こうした治療法で改善されない場合は、

手術を行わなければなりません。

 

手術では内視鏡を使い、TFCC修復したり、尺骨を短縮する施術が行われます。

 

阪井鍼灸整骨院では前腕部・手の骨間筋などに手技や鍼を使って刺激し、

緊張を緩めてから手根骨の動きを徐々に出していきます。

また、再び患部に負担のかかることが防げるように肩の動きなどの調整を行います。

一覧に戻る

診療案内

  • 保険施術
  • SOT骨盤調整
  • はり施術
  • 樹優整体
  • 患者様の声
  • 交通事故治療
  • 求人情報
  • 樹優鍼灸整骨院のスタッフブログ
  • トータルボディサロン樹優
  • LINE

ページトップへ